こんにちは。ライターのすずき・ちえです。
先日、1泊2日の日程で秋田県に旅してきました。滞在中は快晴で、日中は気温は34℃から37℃と仙台よりは高め。雪国のイメージが強かったので驚きました。
そんな中で出会った秋田名物のアイスをご紹介します。
秋田県内陸部の町で出会った「ババヘラアイス」
秋田県の内陸部に角館(かくのだて)という町があります。
歴史ある武家屋敷が並ぶ武家屋敷通りや桜の名所として名高く、秋田を代表する観光地として広く知られています。
その日の角館の気温は37℃という暑さ。街歩きをするうちに、冷たくてさっぱりしたものが食べたくなりました。
そんな時に出会ったのが、「ババヘラアイス」です。お土産屋さんの前に設置されたパラソルに向かって、数人が並んでいました。パラソルの中を見ると、エプロン姿の中高年女性がソフトクリーム用のコーンにアイスを盛り付けている姿がありました。
「ババヘラ」の名前の由来は、「秋田限定ソフトキャンディババヘラ」のパッケージによると「秋田のおばちゃんがヘラでかわいく盛ってくれるアイス」。全国放送の番組でも紹介されているのでご存じの方もいらっしゃるかもしれません。
私も以前から知っていたものの、出会うのは初めて。
嬉しさのあまり思わず列に並びました。
注文を受けると、ヘラを使ってピンクとイエローの色のアイスを交互に盛り付けてくれます
瞬く間に出来上がり、手渡されたのがこちらです。
出来上がりはまるでお花のよう。
「いつまでも眺めていたい、形を崩すのがもったいない」という気持ちをおさえて、食べてみると…
口の中にいれるとスッと溶けます。
見た目からクリーミーなバニラとイチゴのアイスを想像していましたが、イチゴ味とバナナ味のシャーベットを食べている感覚でした。食べると一瞬で涼しくなり、暑さでめげそうになっていた体と心がシャキッとします!
さっぱりとした食感で、特に蒸し暑い日にピッタリ。まさに秋田の気候に合ったアイスと感じました。
「ババヘラアイス」は、観光地やイベント、国道沿いで出会うことができるとのこと。
秋田で出会ったらぜひ、ご賞味下さい。