あけましておめでとうございます。
東北・仙台在住ライターのすずき・ちえです。
2023年も一住民としてローカル情報を発信していきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします!
さて、新年1回目の記事のテーマは「仙台初売り」です。
実は江戸時代から始まったという国内最大級の初売りで、例年、仙台市内中心部の商店街には、早朝から人が繰り出します
さてどのようなイベントなのか、見てみましょう。
仙台の初売りは1月2日から
みなさんがお住まいの地域では、初売りはいつから始まりますか?
おそらく、元旦からというところが多いのではないでしょうか?
仙台の初売りは、1月2日から始まります。日本では昔から、1月2日は「事始め」と呼ばれ、新年を迎えて初めての事をするのに、縁起の良い日とされており、その考えに起因しているそう。(『みやぎ・仙台日本一百選』より)
私も今年は行ってみました。
仙台の初売りは、福袋、福箱、割増商品券などの景品の豪華さで知られています。
数が限られているそれらを目当てに、早朝から買い物客が行列を作る姿は風物詩となっています。
私は10時30分頃に仙台駅に着きました。駅ビル「S-PAL(エスパル)」と「仙台PARCO」に立ち寄った後に駅前の商店街を通り、老舗百貨店「藤崎」へ。
冬物の服を買うと、抽選券をいただきました。
以前は、福引きだったのですが、このご時世からか抽選方式に。工夫しながらも続けてくれるのは嬉しいですね。
買い物客をおもてなしする太鼓演奏
買い物を終えて外に出ると、太鼓の音が。藤崎のエントランス脇で、和太鼓の上演が行われていました。
仙台初売りでは、商店街のところどころで買い物客をもてなすための太鼓演奏などが見られます。
太鼓の力強く勢いがある演奏を聴くと、新年に向けて心が躍り、力が湧いてくるのを感じました。嬉しいおもてなしです。
福袋を購入
おっと、忘れちゃいけない!福袋。今年は、仙台の老舗かまぼこ店「阿部かまぼこ店」(通称 阿部かま)の2500円のものを購入しました。
最近は売り場で中身がわかるようになっている福袋も多い中、「阿部かま」さんのは「買ってからのお楽しみ」とのこと。わくわくしながら買って家に帰ってから、中身を出してみると……
いろいろな種類が入っています。これはお値段を優に超えたラインナップ。どれから食べようか、迷いますね。
年明けのお楽しみ、仙台初売り。初詣と初売りに行くと年明けを実感するのは、仙台市民ならではでしょうか……。
◆参考
仙台初売りドットコム