【東北で体験】宮城・鳴子温泉のカフェで、「鳴子こけしの絵付けモナカ」を体験。

こんにちは。
東北・宮城在住ライターのすずき・ちえです。

このブログでは、主に東北(宮城県が多め)のグルメやスポットについて記事を書いています。今回は、宮城県の鳴子(なるこ)温泉で、20~30分という短い時間で気軽にできる「ご当地体験」をご紹介します。

こけしの産地としても有名な鳴子温泉

宮城県の北西部に位置する大崎市鳴子温泉地域には、個性豊かな5つの温泉があり、「鳴子温泉郷(なるこおんせんきょう)」と呼ばれています。


鳴子温泉郷の中心地、鳴子温泉は、伝統工芸品「こけし」の産地としても知られています。

鳴子こけし。菊が描かれた胴模様と、頭を回すとキイキイと音が鳴るのが特徴。
温泉街のマンホールにもこけしの絵が。

一部の鳴子こけしの販売店や、こけしの展示施設日本こけし館では、こけしの絵付けを体験することができます。

ですが、最近ある意外なもので、こけしの“絵付け”体験をしました!

温泉街のカフェでできる。ある意外なものに、こけし“絵付け”体験

体験できる場所は、温泉街にあるcafe gutto(カフェグッド)。
何に絵付けするかというと、こけしの形をした「モナカ」です。

2023年5月オープンのcafe gutto。以前は民家だった建物をリノベーションしたという。

私がcafe guttoの「鳴子こけしの絵付けモナカ」を知ったのは、先日放送されたテレビのローカルニュース。
リポーターが体験しているのを見て、おもしろそうだと思い、鳴子温泉への旅行中に立ち寄ってみました。

早速、注文。
初めての絵付け体験にワクワクしました。


数分後に、テーブルに届いたのがこちら。

モナカは4枚。うち左側の2枚には鳴子こけしの下書きが付いている。

こけしの形のモナカ4つ、“絵付け”に使う色砂糖(アイシング)、色を変える時に使う水、筆、最中の中に入れるこしあん、栗の甘露煮がセットになっています。
それでは、“絵付け”をしてみましょう。

“絵付け”スタート。テーブルから見えた店内の鳴子こけしをお手本に。

こけしの下書きがされているモナカには、線に沿って色を入れていきます。


初めはおそるおそる、少しずつアイシングを塗りました。色を変えるときには水をしっかり付けましたが、アイシングが水で流れてしまう事態に。


そこでアイシングを筆にしっかりと付けて、べたっと色を置くようにしたところ、鮮やかな発色になった気がしました。

“絵付け”が終わったら、すぐに食べたくなるところですが……スタッフに声をかけましょう。
中の具の一つであるバニラアイスを持ってきてくれます。

こしあん、栗の甘露煮、バニラアイスを挟んで完成です!

バニラアイスを挟んだ完成品はこちら。バニラアイスは写真撮影時は控えめに乗せましたが、中に入り切れないほどのたっぷりの量で嬉しかった。

自ら“絵付け”したこけしモナカに愛着がわき、食べるのが惜しいところですが……。アイスが溶けてしまうので、口の中へ。


モナカは薄皮でサクッとした歯ごたえ。しっとりとした食感でした。
栗の甘露煮、こしあん、バニラアイスを一度に食べられる贅沢な味わい。
食べる前の名残惜しさはどこへやら、モナカの美味しさに幸せを感じていたのでした。

そして、同時に注文したコーヒーとの相性がいいこと!
コーヒーのほろ苦さと、最中の甘さがぴったりでした。

宮城県美里町のHATANAKA COFFEE ROASTERのコーヒー。

今回のこけし型モナカでの“絵付け”体験は、とても楽しいものでした。
次に鳴子温泉に来た時には、本物のこけしの絵付けを体験してみたいです。

また、cafe guttoも再訪したい場所であり、オススメのカフェです。
スイーツやコーヒーは美味しいし、店内も落ち着く雰囲気、そしてスタッフがとても親切で、居心地のいい空間でした。
キッシュやプリンも美味しそうで、次はそちらも食べてみたいです。


鳴子温泉、みなさんもぜひ一度いらしてみてください。
特に寒い冬の時期は、温泉に入って体も心も温まること間違いなしです。
そして「鳴子こけしの絵付けモナカ」を体験してみて下さいね!

※2023年12月時点の情報です。掲載はお店の許可をいただいております。

cafe gutto

【鳴子温泉カフェ】cafe gutto カフェグット(@cafe_gutto_naruko) • Instagram写真と動画


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