【宮城・まちあるき】令和なのに「昭和レトロ」な雰囲気の「六日町通り商店街」散策【3】~かつては薬屋さんだった建物にあるカフェと絶品のコーヒー。

こんにちは。
宮城在住ライターのすずき・ちえです。

前々回の記事より3回シリーズで、宮城県栗原市の「六日町通り商店街」で出会ったお店について紹介させていただいています。

【1回目】

1回目は創業100年近くの老舗食堂「お食事処たかの」。「天ぷら中華」が大人気。

【2回目】

2回目は「大人の休み時間」がテーマの本と雑貨のお店「六日町ナマケモノ書店」

3回目は、クラシックな雰囲気に惹かれて立ち寄ったカフェをご紹介します。

かつて薬屋さんだった建物が目を引く「Cafeかいめんこや」

まちあるきをしていたら、目を引く建物がありました。
「Cafeかいめんこや」(以下かいめんこや)です。

かつては薬屋さんだったという建物。明治中期頃に建てられたものだとか。

こちらの建物はかつては「菅原薬舗」という薬屋さんでした。
明治から昭和にかけて、「開明香」という軟膏の目薬を販売していたことから、地元の人たちからは「かいめんこや」の愛称で親しまれたお店だったそうで、「Cafeかいめんこや」の店名の由来にもなっています。


レトロな雰囲気に惹かれて店内へ。建物の梁、様々な形の照明、南部鉄器などの民芸品などに見入ってしまった


ちょうど一休みしたいタイミングだったので、コーヒーを注文しました。

ピザなどのフードメニューも充実!次回は食べてみたい。

コクがあり香り高いコーヒーで、思わず家でも飲んでみたくなった私。
かいめんこやのコーヒー豆を買うために、「ムヨカ珈琲ロースタリー」に立ち寄りました。

コーヒー選びが楽しくなる、「ムヨカ珈琲ロースタリー」

「ムヨカ珈琲ロースタリー」は、コーヒー豆の焙煎所で、かいめんこやの向かいにあります。

ムヨカ珈琲ロースタリー。以前は和菓子屋さんだったという建物にお店を構える。

お店に入ると、まず目に入ったのは焙煎機。
ちょうど焙煎作業が行われており、店内はコーヒーの香ばしい香りに包まれていました。


さて、コーヒー豆を選びます。
お店のオリジナルブレンドを買うつもりだったものの、浅煎りから極深煎りまで6種類あり迷います。


そんな時は、お店のスタッフにお話を聞いてみましょう。
好みを聞きながら、風味の違いなどを詳しく教えて下さいます。

オリジナルブレンド「MUYOKA BLEND」のシティロースト(中煎)とフルシティロースト(中深煎)の2種類を購入。

さらにコーヒーの話からレトロなものが好きだと話したところ、商店街にある和雑貨、小道具のお店の情報も。商店街のことも聞くことができ、楽しくお買い物できました。

【店舗情報】

「cafeかいめんこや」

webサイト:kaimenkoya

「ムヨカ珈琲ロースタリー」

webサイト:ムヨカ珈琲ロースタリー (stores.jp)

地域の歴史を大切にしながらも、個性豊かなお店が調和する商店街の魅力

3回にわたる六日町通り商店街の「まちあるき」、いかがでしたか?

私が六日町通り商店街を歩いていて感じたのは、懐かしさと居心地の良さ
普段の買い物では、ショッピングモールに行くことが多くなったので、「食堂」「カフェ」「本屋さん」「酒屋さん」のようにいくつかのお店を回って買い物をするのは子どもの頃以来。
昭和にタイムスリップしたような気持ちになりました。

和雑貨と古道具のお店。店頭には箕が下がっていた。

同時に、昔からあるお店と新しいお店がそれぞれのカラーを生かしながらも、調和しているところに居心地の良さを感じました。今までの積み重ねてきたものを大切にしながら、町づくりをされている印象です。


そして、何より嬉しかったのが、お店の方たちがみなさんとても親切だったことです。
お店や商店街についてうかがうと、親切にお話を聞かせて下さいました。
もう一度訪れたくなりましたし、次回は今回行けなかったお店にも行ってみたいです。

みなさまもぜひ、「六日町通り商店街」で散策やお買い物に行ってみてくださいね!

※撮影、ブログ掲載は現地で許可をいただいた上で行っています。

六日町通り商店街公式ホームページ

店舗情報や催し物情報まで。見ていると、六日町通り商店街に行きたくなること間違いなし!




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA