【東北レポート】2022年3月16日深夜発生。福島県と宮城県を襲った地震を振り返る

こんばんは!東北在住ライターの、すずき・ちえです。
2022年3月16日深夜11時30分過ぎ、福島県沖を震源とする最大震度6強の強い地震がありました。

私の住む地域(仙台市内)では震度5強でしたが、体感として東日本大震災よりも激しい揺れに思えました。

地震発生からの1日を振り返ってみました。

地震発生(3月16日 23時36分ごろ)

地震発生時、私は、コタツに入りお茶をのんでいました。

突然、ガタガタガタ……
揺れが来ました。

地震が多い土地なので初めは、「また揺れてる~、震度いくつくらいかな?」などとのんびりと構えていました。いつもは数秒の揺れがあるもののすぐに落ち着いていたので、今日もそんな感じだと油断していたのです。

しかし、この日は違いました。
揺れはおさまるどころか徐々に強まり、倒れそうになるテレビを必死に押さえていました。

実際は30秒にも満たなかったと思うのですが、長い時間揺れていたような、数分間の出来事に思えました。

やがて揺れがおさまり、ホッとしていたところ、数秒後に再びガタガタと揺れ始めました。

先ほどよりさらに激しい揺れで、最初から大きく波打つよう。
今度は立っているのがやっと。ふと東日本大震災の時、激しい揺れで職場のテレビが床に落ちて壊れたことを思い出し、テレビを必死で押さえ続けました。


さらに揺れは激しさを増し、次は、棚の中の本や文具、化粧道具がバラバラと落ちてきました。リビングのすぐ隣の台所ではガラガラと激しい音が鳴り、鍋などの調理道具が床にたたきつけられているのが見えます。しかし大きな揺れで私自身も恐怖で足元がすくみ、身動きが取れない状況でした。

ようやく揺れがおさまった後に見えた光景は、棚に収まっていた物までが床に飛び出し、こたつの上に置いていたお茶がこぼれるなど、まるでリビングや台所が荒らされたかのようになっていました。

私は取り急ぎ、同じ市内にある実家に連絡し、両親の無事を確認し安堵しました。
東日本大震災の時に、電話やメールが全く使えなくなったことを思い出し、
使えるうちに手短に……と思ったのです。

その後、リビングや台所以外の部屋を見に行くと、寝室ではクローゼットの服が外に飛び出していました。

電気・ガス・水道を確認したところ、水は流れ、ガスは付きましたが漏れないように念のため、元栓を締めました。


そして、リビングを片付けながらテレビの地震情報を聞いていました。聞こえてくるのは、津波の注意を呼び掛けるアナウンサーの声や、各地で発生している停電や火災のニュースでした。その状況が11年前の3月に発生した東日本大震災を思い起こさせ、恐ろしくなりました。

部屋を大まかに片付け、ようやく寝られたのが夜中の3時。
再び大きな揺れが来てもすぐに避難できるよう、フリースと普段使いの黒いズボンといういで立ちで、寝室ではなくコタツで寝ました。

地震の翌日(3月17日)

翌朝、職場に向かいました。
いつも通勤で使うJRは運転見合わせだったので、車で出勤です。ところが想像以上の渋滞で、普段30分で職場に着くのにその日は1時間以上かかりました。おそらく、普段は電車通勤している人が車で職場に行ったことが大きかったのではないかと思います。

仙台市内中心部にある職場は地震の被害はほとんどなく、棚から本が数冊飛び出ていたくらいで済みました。
が、同僚と情報交換しているうちに、仙台市内の沿岸部では火災が発生し、郊外では断水しているらしいと聞き、同じ市内でも地域によって被害が様々だということがわかりました。

また昼のニュースで、立ち往生した新幹線の映像や、首都圏の停電の状況を見て改めて地震の大きさと範囲の広さを痛感しました。

帰り道、スーパーとガソリンスタンドに寄りました。

ちょうど灯油と食料品がなくなっていたタイミングだったのです。


地震の影響なのか、スーパーは総菜とカット野菜が品薄になっており、唯一残っていた千切りキャベツを買いました。ガソリンスタンドでは給油や灯油待ちの車の列が車道まで続いていました。しかし、3月の仙台は肌寒く、朝晩はまだまだ灯油が欠かせない。普段は並ばずに買えるような郊外のガソリンスタンドですが、その日は灯油を買うのに20分くらいかかりました。

無事に買えたから良かったものの、普段から備えていなかったことを後悔しました。

現在(3月17日 11時30分)

これを書いている今、地震発生から丸1日になります。
時々、余震を感じますが今のところは前日のような大きな揺れはありません。
ただ、住んでいるアパートで水漏れが発覚するなど、徐々に被害が明らかになっており、油断ならない部分もあります。

まとめ


最後に、今回の地震を経験して感じたことは、以下の通り。

なお、東日本大震災の経験も含まれています。

まとめ

【部屋】

・棚などをストッパーで押さえておく。

・割れやすい食器は低いところに収納する。

【電気・ガス・水道】

・地震直後に停電することも多いので、懐中電灯はわかりやすい場所に置いておく。

 (我が家は玄関のフックにかけています。)

・ガスは早めに元栓を締める、都市ガスは安全装置が働くので、マイコンメーターの解除の仕方を普段から押さえておく(前回、震度5クラスの地震の時、解除方法が分からずに慌てました)

・水は使えるうちに浴槽にためておく(地震直後に流れても、水道管破裂などで断水になることがあるため)

・水、携帯用ガス、電池はストックしておく(大きな揺れの直後は品切れする。今回、我が家はストックしておらず、翌日買いに行ったら売り切れていました……)

【ガソリン・灯油】

・ガソリンと灯油はストックしていた方が良い……今回、痛感いたしました。

東日本大震災発生後は水や食料などの備蓄をしていたものの、10年以上経過し、危機感が薄れていたところに、今回の地震がありました。

「天災は忘れた頃にやってくる」という言葉は、その通りだと感じました。

そして、地震が多い県に住んでいる書き手として、体験などをこのブログで綴っていきたいと思います。

◆追記

この記事は2022年3月17日にnoteに書いたものを加筆・編集したものです。

4月11日現在、

東北新幹線が4月14日より全線復旧というニュースがありました。

JR東日本:東日本旅客鉄道株式会社 (jreast.co.jp)

当面は、本数は8~9割の臨時ダイヤになるようですが、一歩ずつ元の生活に戻っていくようで嬉しいものです。

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