こんにちは!
東北暮らしのライター、すずき・ちえです。
先日、仙台市内のデパートでバレンタイン向けのチョコレートコーナーに行って来ました。
「東北食×チョコレート」、東北産のドライフルーツを使ったチョコレート
会場には、海外有名ブランドや国内老舗メーカーのコーナーが並ぶ中、「東北食×チョコレート」と書かれた看板がありました。
東北の食材とチョコレートのコラボレーションでしょうか?気になります。
売り場をのぞいてみると、どうやらドライフルーツにチョココーティングをしたもののようです。
店員さんによると東北産のフルーツを使って作られていて、種類は以下の8つあるとか。
・完熟いちご
・ぶどう
・ラ・フランス
・りんご
・黒いちじく
・いちじく
・雨乞(あまご)の柚子
・果実ミックス(完熟いちご、ぶどう、ラ・フランス、りんごのセット)
迷いながらも、「いちじく」と「雨乞の柚子」を購入し、家でいただきました。
◆いちじく
細長く切ったドライフルーツのいちじくに、ミルクチョコレートがコーティングされています。
いちじくは、宮城県山元町産です。(前回のブログ記事でも取り上げた、イチゴの産地でもあります)
プチプチのいちじくの食感がやみつきになるのと、ミルクチョコレートが甘くて濃厚。甘めのチョコレートが好みの方には、特におすすめですよ!
◆雨乞(あまご)の柚子
「雨乞(あまご)」というのは地名です。宮城県南にある柴田町(しばたまち)雨乞地区は、自生する柚子の北限の地なのです。
爽やかな香りと甘酸っぱい風味の柚子に、こちらもまた濃厚なビターチョコレートがマッチします。
柑橘系のフルーツや香りが好きな方にはイチ押し!のチョコレートです。
2種類いただきましたが、ドライフルーツが持つ自然の甘みに、濃厚なチョコレートが絡んで美味しい。
その上、見た目もスタイリッシュ、そして一口サイズで食べやすいのも魅力。今まで知らなかったことが悔やまれる!
一体どこで作られたチョコレートなのか、調べてみたらストーリー性のあるものでした。
オリジナルチョコレートブランド「ROKU’e-ロクエ-」
ドライ果実ショコラは、「ROKU’e-ロクエ-」(以下ロクエ)というチョコレートブランドの商品の一つです。
仙台市の南西部にある川崎町(かわさきまち)の「イーレ!はせくら王国」という観光交流施設内で製造・販売されています。
ブランド名「ロクエ」は、川崎町ゆかりの仙台藩の武将・支倉常長の通称名・六右衛門(ろくえもん)に由来しています。
彼は、伊達政宗公が貿易交渉のために派遣した「慶長遣欧使節」として、メキシコやヨーロッパに赴きました。
何と、日本で初めてチョコレートを食べた人物といわれています。
そのため、イーレ!はせくら王国内では、ロクエブランドの展開の他に、レストランではカカオを使ったカレーを味わえるなど、チョコレートを推しているよう。チョコ好きな方にオススメのスポットですね。
まとめ
とはいえ、宮城県から離れた地域にお住まいの方もいらっしゃると思います……が、
ロクエのチョコレートは、オンラインショップでも購入できます!
https://shop.ire-hasekura.com/
ドライフルーツショコラ以外のロクエ商品も揃っているので、バレンタインの贈り物や自分へのご褒美に、ぜひ一度ご賞味を!