【宮城・道の駅】宮城県南の「道の駅かくだ」へ。札幌出身の料理長による絶品の味噌ラーメンなどグルメが満載。

こんにちは。東北・宮城在住ライターのすずき・ちえです。
みなさんは、ドライブ中に道の駅に立ち寄ることはありますか?


ドライブ好きの私にとって、道の駅はなくてはならない場所です。

すずき
すずき

休憩がてら立ち寄って、フードコートでご当地グルメを食べたり、産直で買い物したりが楽しいんですよね。


私が暮らす宮城県内には、18か所の道の駅があります。(2022年10月末現在)
それぞれに特色があり、温泉が併設されているところもあれば、商店街があるところ、中には、本州で唯一北海道の有名チョコレートメーカーのソフトクリームが食べられるところも。

そんな行くだけで楽しい道の駅を、当ブログでもご紹介していきたいと思います。
第1弾は、今回は「道の駅かくだ」です。
行ってみたきっかけは、「1日90食限定の味噌ラーメンが美味しい」と聞いたことでした。

宮城県南の角田市へ

「道の駅かくだ」があるのは、宮城県南部にある角田市(かくだし)です。
東西は山に囲まれ、北から南を阿武隈川が緩やかに流れる自然豊かな街です。

そのような土地柄ゆえに、農業も盛んで、米、枝豆(秘伝豆)、梅などが名物です。

道の駅かくだは、角田市街地から県道44号線を山元町方面へ車で5~10分ほど走り、阿武隈川に架かる橋を渡って間もなくの場所にあります。

道の駅かくだ入り口。2019年にオープンした、宮城県内では比較的新しい道の駅。

隣には角田中央公園という、総合体育館や陸上競技場などがある公園があるので、目印にするとわかりやすいかもしれません。

いざ、フードコートへ!大人気の「かくだの味噌ラーメン」。

私が行ったのは、10月下旬の土曜日。天気も良くて、お客さんは多め。
駐車場でも残り1台のところに停め、フードコートでもタイミングよく帰る人が居たところに座れた、という状況でした。

席を確保し、食券を買いに行き、写真入りのメニューを見ると……
ラーメンの他にも、美味しそうなものがいっぱい。石窯で焼くピザ、地元野菜がたっぷりのったカレー、名産の梅干しがのったうどんなど、思わず目移りしてしまう……。

う~ん、どれにしようかな……
としばし迷いましたが、そこは初志貫徹。「かくだの味噌ラーメン」をオーダーしました。

そして出てきたのがこちらのラーメンです。

一日限定90食。限定という言葉に弱い私。

早速、食べてみました。
麺はちぢれ麺でもちもちの食感。味噌味のスープと絡んで美味しい。
続いてチャーシューです。柔らかくて口の中でとろける感じ。

ひき肉やもやしなどの具もたっぷり入っていました。
そして、スープは何の味かは特定できないけれど、色々な食材の出汁が溶けあっているように感じました。
いつまでも飲んでいたくなる味です。

麺を持ち上げて撮影。

周りを見回すと、小学校低学年くらいから、作業着姿の中年男性、熟年の女性2人連れなど男女問わず幅広い年代の人たちがラーメンを食べていました。年代問わず、受け入れられている味なのだと実感しました。

後ほど調べたところによると、「かくだの味噌ラーメン」はもともと、2022年3月まで角田市内にあった人気ラーメン店「たら福」の味

閉店後、店主が道の駅かくだの料理長となり、道の駅で食べられるようになったそうです。
店主は札幌出身の方で、札幌市内の有名店を食べ歩き、研究を重ねて生み出された味だとか。宮城に居ながらにして、現地の味を食べられるのはとても嬉しく思います。

たら福ホームページで、麺は札幌直送の卵縮れ麺、チャーシューは岩手県の館ケ森高原豚を使い、スープは豚骨、鶏などで出汁を取っていると知りました。
素材の美味しさがギュッと詰まった贅沢な一杯だったと改めて思いました。

食べ終わった頃(13時過ぎ)にはすでに「完売御礼」に。

道の駅かくだに行ったら、ぜひ一度は食べていただきたいおすすめの味です。
特にこれからの季節、肌寒い時に食べるとポカポカと温まること間違いなし。

私自身も早くもリピートしたくなっています。
ラーメンも食べたいし、でも石窯焼きのピザも気になるし……次に道の駅かくだに行くときも、メニューを前に悩みそうですね。

産直で見つけた、美味しいスイーツとコーヒー

フードコートを後にして向かったのが、隣接する産直コーナーです。
ラーメンでお腹がいっぱいだったので、お持ち帰りできるスイーツを探したところ……好みのものを見つけました。

いずれも道の駅かくだでしか手に入らない限定品。

まず、写真の手前のスイーツは「あんバター最中」です。
角田市の隣町・丸森町の老舗菓子店「栄泉堂」の商品ですが、こちらは市のゆるキャラ「おふでちゃん」が描かれた、道の駅かくだ限定商品です。

甘い餡子にバターの塩味が絶妙で、ついついハマってしまう味です。

そして、あんバター最中にも合うのがコーヒー。
角田市内の自家焙煎珈琲工房OGATAのコーヒー豆で、こちらも道の駅かくだ限定のブレンドだとか。
ハンドドリップで淹れている時、香り高さにうっとりとしました。

「栄泉堂」、「自家焙煎珈琲工房OGATA」、実際にお店に行ってみたいと思いました。

産直コーナーには、地元の銘菓の他、角田で採れた新鮮なお米や野菜、名産の梅を使った梅干し、見ただけで食べたくなるようなお総菜など地元の名物が盛りだくさん!
ついつい買いすぎてしまいました。

まとめ

道の駅に行くだけでもグルメやお買い物は楽しめますが、少し足を延ばすと知る人ぞ知るようなスポットが多いのも角田周辺の魅力と感じます。

例えば、道の駅から車で15分ほどの場所にある、勝楽山高蔵寺阿弥陀堂
平安時代に建てられた宮城県最古の木造建築で、全国的に見ても現存する平安時代築の阿弥陀堂としては7か所のうちの1つという貴重なものです。

勝楽山高蔵寺阿弥陀堂。堂内拝観は事前予約制となっている。

周辺には川が流れ、春は桜並木が、夏にはホタルが見られるようです。
自然の中で歴史を味わえる場所と感じました。

他にも、道の駅かくだには観光案内所が併設されているので、市内やその周辺の見どころを聞いていってみるのもいいかも♪
ぜひ、ドライブがてら行ってみてはいかがでしょうか。

すずき
すずき

道の駅かくだ、HPはこちらから♪

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